お盆

一昨日は、お盆で実家に線香あげに行ってきた。お盆というと祖父が盆棚を作って仏壇から位牌を全部出して、供物など備え、いろいろやったのを思い出す。

親戚の人が集まって来て、楽しそうに談笑してたのを思い出す。キュウリやナスで動物のようなものを作って、提灯もって、先祖を迎えにいったり、盆が終わると送っていったり・・・。今は、実家は義姉が1人で暮らしている。長男(兄)は病気で入院中。昔のようんな飾り棚は作らない。たぶん多くの家で半世紀前のお盆をいまだにやっている家は少ない気がする。亡くなった先祖様を家に迎え、そして送る行為は家長の務め、やり方は家長の自由。古式にこだわることはないと思う。

お盆も彼岸もなければ、父も母もいなくなってしまった今は、実家にいく理由がなくなる。兄弟や親せきの人の情報も途絶えてしまう。

何時の時代も血のつながった親族は大事。親族のことを考えれば悪事なんてできない。

先祖を思う気持ちは、他人を思う気持ちにも通じ、思い遣りや優しさを育てる。子や孫にも先祖を敬う心を持った人に育ってほしい。

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